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社労士予備校

社労士の将来性について /社労士 解答速報会情報 合格基準比較

サイトに来られる方の多くは、社労士試験の直後に来れれているのですが、社労士受験を検討中で、学習開始前の方も、情報収集目的で数多く来られています。このページでは、そういった方向けに、社労士という仕事の将来性について記載してみました。

社労士活躍のフィールド

2007年に発覚した、「年金問題」など 私たちを取り巻く社会情勢は、近年大きく変化をしています。 その中でもパートに比重を置く雇用形態の多様化や、少子高齢化社会の到来に伴う 年金制度改革など、社会保険・各種年金制度の変化は私たちの生活スタイルをも変えつつあります。 しかし、急な制度改革、そして複雑な制度内容のために私たち自身はもちろん、企業にとっても、正確な内容の理解と 手続きの実施に非常に苦慮している状態になっており、迅速・正確に職務を遂行できるエキスパートが求められる時代です。 そこで活躍できるのは、社会保険・年金制度の専門家である社会保険労務士です。 上記に加えて、企業が収益を第一とした過酷な労働を強いるために、 残業代や賃金の未払い、不適切な扱いなど、労働者の立場は弱くなる一方です。 近年、労働者の権利意識の高まりを背景に労使紛争や訴訟が増加しており、今後もこの状況は続くと予想されます。 「個別労働紛争の解決の促進に関する法律」に基づき当事者を代理して、 具体的な解決策を提案するなど、労使双方の諍いを処理する、 といった業務を手がける社会保険労務士も増えている現状があります。

社会保険労務士は大きく以下の2つの活躍のフィールドがあると言えます。


開業社会保険労務士
高齢化社会の到来や、終身雇用や年功序列といった日本独自の人事制度が崩壊し、労働環境の改善や労務管理に関する相談・指導に対する社会的な ニーズが高まりをみせています。 社会保険労務士が関与している会社は2~3割程度だといわれていますから、7~8割の会社は、まだ社会保険労務士が関与していないことになります。 1・2号業務を基礎に3号業務であるコンサルティングによって企業の問題点を解決する社労士は、企業にとってなくてはならない存在となっています。

勤務社会保険労務士
人事部や総務部に在籍し、その企業の専属の社会保険労務士として業務を行います。 手続業務だけでなく、社員からの質問に対して回答したり、社内規定の改定、人事制度の構築など、人事・総務のスペシャリストとして活躍が期待できます。 資格取得のために学んだ労働法や社会保険に関する専門知識を企業は必要としています。資格手当の支給があったり、人事異動やキャリアアップ、転職などにも有利です。

社会保険労務士は、社会保険労務士試験に合格した後に連合会に備える社会保険労務士名簿に登録することで、プロとして社会で活躍しています。
社会保険労務士の定義は「社会保険労務士法に基づき、毎年一回、厚生労働大臣が実施する社会保険労務士試験に合格し、かつ、2年以上の実務経験のある者で、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録された者」と法律により定められています。
平成20年1月末日現在、社会保険労務士は全国で32,529人、社会保険労務士法人会員は、280法人です。